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 明治以来の飛騨の強い願いであった高山本線は、昭和9年にようやく全線が開通しました。このことにより、飛騨はようやく安定した大量輸送機関を得ることができました。宮村(現・一之宮町)は、その沿線にあり、停車駅をもっていたことから、鉄道開通の経済効果は大きかった。特に工事中は、宮トンネルという難工事をかかえており、そのトンネル工事の人夫の雇用や関連する地域経済への経費様の恩恵も多く受けていました。
この宮トンネルは、昭和9年1月に完成し、高山本線全通の記念式典が昭和9年10月に高山町(現・高山市)で行われました。翌日には宮村でも、水無神社において全通祝賀式が行われました。この時には、境内では獅子舞などたくさんの余興でにぎわっていました。
この高山本線の全通は、太平洋と日本海を結ぶルートとなり、中部縦断の時間と輸送費用を短縮する大きな意味をもっていました。

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JR02.jpgJR.jpg宮トンネル01.jpg宮トンネル02.jpg

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